日気ニュース

BUFFALOのNAS(ネットワーク対応HDD)が異音を発し始めて壊れたのでデータを救済

わたしはこのBUFFALOのNAS(ネットワーク対応HDD)をバックアップに使っています。

数ヶ月前からピピっという異音がHDDからし始めたのですが、エラーを知らせるランプも特に表示されず、Web設定画面にもエラー表記がないので、うるさいと思いながらも、しばらく使っていました。

ただし、いつ壊れるかわからないのでUSBHDDにバックアップを自動で取る設定にして、壊れた時に備えていました。

先日、家庭内のブレーカーが落ちた後からHDDのエラーランプが赤になり、点灯の種類がHDDの破損だったので、ついに終わったと思い諦めたんですが、Webアクセスできなくなり、異音はするものの、家庭内LANからはデータが普通に読めるので、まだ助かるかもと思い、保証がなくなることを覚悟で、中のHDDの交換に踏み切りました。

今回、一番大変だったのがケースを開けることです。力を入れすぎてツメを折りまくってしまいました。
HDDとファンを止めている上部のネジ以外はネジ止めがないんですが、そのせいで微妙なツメで嵌めこまれており、力を入れると簡単にポキポキ折れてしまいます。
結果的にはめ直したらカチッと止まりましたが、11本中、5本くらいツメが折れたので焦りました。
逆に、不器用に折ってしまっても5本程度なら気にしないで大丈夫ということと前向きに考えます。

HDDのコピーはPCからやるのが良いかとも思ったんですが、HDDを直つなぎするUSBを購入しないとダメなのと、ネットワーク関係を繋ぎっぱなしにしないとダメそうなので、エラーを起こしているHDDだと不安です。
そこで以下のダイレクトにHDDをコピーする機材を購入しました。(これが素晴らしかった)

一見、HDDをむき出しでつけるので不安な感じですが、差込口がスムーズに刺さるので心地よいです。
ソースの方に壊れているHDDを差し、ターゲットのほうに新品のHDDを差し込み、ボタンをダブルクリックするとコピーが始まります。
ちなみに4Tまで対応しているので、NASの容量を増やすことも可能です。(パーティションを編集する必要があるので少しめんどうですが)

1T程度しか使用していなかったため、4時間程度コピーしたところで完了となりました。
NASのケースに入れなおして、電源を入れたらWeb設定画面でひと通りの設定をするだけで完璧に元通りの動作になりました。
信じられないくらい簡単に終わりました。
NASのHDDが壊れて諦めた人は是非試してみてください。Linuxの基板が壊れるまで何度でも復活が可能だと思います。
ちなみに、HDDのコピーで使った機材はHDDを裸でさしたままで、外付けHDDとして使えるので安価なバックアップ用HDDが欲しい人には良いと思います。
2014/12/15/2:36