全録ビデオレコーダーが流行らないわけ
「全録ビデオレコーダー」とは、地上デジタル放送のチャンネルすべて、放送開始から終了まで録り続ける機能をもったレコーダーのことです。
録画予約なしにすべての局のすべての番組が自動録画されるため、録り逃しがありません。
東芝やパナソニックなど数社が全録対応のビデオレコーダーを発売しています。
しかし、それほど話題になってません。
パナソニックの売れ行きは『台数ベースで約5%程度』のようです。
なぜなんでしょうか。
買わない理由
- 高すぎる
- 適当にテレビを見る層しか買わない商品だが、そういう層はそもそも録画機器にお金を出さない
- 見る暇が無い
- YouTubeで十分
- 電気代
- ほとんどが無駄な録画に電気代を払っていることになる
- コピーガード
- 持ち出しも制限が多すぎて出来ないためテレビの前に拘束される
- ソフトが糞
- 撮らずに見れるようになれば良い
- 各家庭で録画するより、オンデマンド配信したほうが効率的
- 番組表で確認するなら先にやっても後でやっても同じ
買った方が良い理由
- 時間に縛られない
- 仮にオンデマンドになっても話題になってアクセスが集中したらサーバーダウンの可能性もあるが、ローカル保存ならいつでも見直せるので安心
- 後から見たかった番組に気づいても録り逃さない安心感
- 放送時間がズレても安心
個人的には
- 録画したものの中からお気に入りを永久に消さずに保存できる
- MP4 など、どんなデバイスでも再生可能な形式でコピーガードなくどこにでも持ち出せる
- PCのWebページのような番組表が生成され、テキストリンクをスマホなどでクリックすれば見たい番組がすぐに再生される
- BS/CSも録画可能
とかなら、ものすごく魅力がありますが、そうじゃないなら要らないですね。
と、思って調べてみたらBS/CS録画対応の機種があるみたいですね。
10万円くらいしますが、中古なら6万円代と何とか買えそうな気がしなくもないです。